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ホットクック

ホットクックの機種比較!外せないポイント、家族の人数とベストな容量、最新か型落ちか、おすすめの機種はどれ?

シャープ ヘルシオホットクックの箱

ホットクックは間違いなく今まで買った中で最高のキッチン家電。

2年間ほぼ毎日使っています。

その回数は、ホットクックがカウントしてくれる公式メニューだけでも700回オーバー(公式だけでこれだと、ざっと見積もってもこの4倍は実際使ってます)。

ホットクックは特に料理苦手な人や忙しい人、もっと休憩したい人にぴったりで、ぜひ多くの人に使ってみてほしい家電です。

だけど価格が可愛くない(笑)ので、買う時はとっても慎重になると思います。

型落ちでも遜色ないのならそうしたい…でも使ったことないと必要な機能かどうか分からない。

毎年新型が出ているので、どれにするのか迷うと思います。

これからホットクックを買いたい人が参考にしてほしい、どんな機能が必要で、どの大きさを買えばいいのかなどホットクック選びに必要と思われる情報をまとめました。

サイズは2.4L、1.6L、1.0L?どれがいい?

一人、二人暮らし家庭の場合

ぱすてる
ぱすてる
容量だけを考えると2人なら1.6Lで十分です。一人暮らしなら1.0Lと思いきやこれも1.6Lがおすすめ。

ただ、キャベツや鯛を丸ごと入れたい、など大きな物をそのまま調理したいという希望があれば1.6Lでも物理的に入らない可能性があるので2.4Lほしい所。

そういう目的がない限りは、カレー4人分を2日分だとか、大量作り置きを想定したとしても1.6Lあればできます。1.0Lは私も2台目として実際に使用していますが、1.0Lはスープやサブ機として使いたい人におすすめで、1人暮らしの人でもおすすめしません!

一人暮らしでもカレーの作り置きや具材ゴロゴロ入れたりしますよね?それなら尚更1.6Lをすすめます。1人暮らしだからと言って1.0Lを勧めない理由は別の記事にも詳しく書いたので参考にどうぞ。

SHARPホットクックKN-HW-10G-B
ホットクック1.0Lはサブ機【1.0Lレビュー】 スープ専用機あるいはサブ機として最近1.0Lの2台目ホットクックをお迎えしました。 使ってみて思うところが色々あるので、今回は1...

3人家族以上の場合

ぱすてる
ぱすてる
3人以上の家庭の場合は迷わず2.4Lがおすすめです。

うちは標準的な食欲(だと思う)の大人2人と6歳息子の3人家族です。

子供が小さいうちはまだ2.4Lは容量持て余してる感も多少あります。でも子供が中高生ぐらいになったらこれでちょうどいいんだろうなと…

カレー3日分作り置きも余裕です。なんなら4日でも(飽きる)。

夏場たっぷりのお湯でそうめんを茹でるのにもめちゃくちゃ重宝してます。

大きな材料どんとこいで非常に頼もしい容量です。

ただ、1回分のみそ汁だけを作るとかにはデカすぎるのでサブ機で1.0Lがほしい感じです笑

ホットクック購入で比較するべきポイント

液晶画面はメニュー名表示のものを!

【追記】2021.8
今はもうメニュー名表示ができないモデルはアウトレットや中古品を探したりしない限り、大手量販店などでは販売されていることはないので、この点は何も考えなくて良いです(この項は読み飛ばしてもらっても大丈夫です)!

初期の方のホットクックは、液晶画面にメニュー名の日本語表記ができません。

数字表記で説明書からメニュー番号を選んで設定するのでかなり分かりにくいです。

それに対して新しいホットクックは画面サイズも大きくなり、メニュー名が日本語表記で分かりやすくなっています。

ここは絶対にメニュー名表記ができるホットクックを推します!

豚の角煮を煮込んでいるところです。表示の分かりやすさと設定しやすさは重要。

無線LAN機能は必要!

【追記】2021.8
前項の「日本語表示対応ディスプレイ」と同様に、今出ているものは無線LAN対応モデルばかりなので、これについても特に気にする必要はありません。読み飛ばしてもらってOKです。

無線LAN機能は必要です。あった方が絶対にいい!

無線LANモデルなら、SHARPのクラウドサービスCOCORO KITCHENに接続できます。

人工知能が日ごろの調理履歴、気候、季節などからおすすめメニューを提案してくれたり、新しいメニューをダウンロードすることができます。

それとホットクックには本体にあらかじめ130~150程度のメニューを内蔵記憶していますが、SHARPのCOCORO KITCHENサイトにはさらに多数のレシピが掲載されています。

無線LANに接続できるモデルなら、このサイトに掲載されているメニューをホットクック本体にダウンロードして増やすことができます。

私はこれが外せないと思っているので無線LANの対応モデルを絶対推しです。

COCORO KITCHEN で好きなメニューを選んで、

各メニューには実際のユーザーが作った☆評価も参考にできる

本体へ送信ボタンを押すだけ。

本体に送信したら「ダウンロードメニュー」からすぐに調理可能になります。

公式レシピで何かを作ると後で、ホットクックが「この前作った〇〇、☆いくつですか?」と聞いてきて、そこで3段階評価することができます。この評価がCOCORO KITCHENの公式レシピに反映されています。

ぱすてる
ぱすてる
実際のユーザーによるリアルな評価が反映されるのはレシピ選びの参考になって良いね

また無線LAN対応モデルなら、予約調理したものの仕上がり時間を遠隔操作で変更することができます。

これは仕事に出る前に家に着く時間に合わせ予約して出かけたものの、帰宅時間が急遽変わる時などに役立ちそうです(が私は今のところ使ったことがないです)。

好みの加熱設定と煮詰め機能

現時点で私は最低でも700回は使っています(公式レシピを作った回数だけはホットクックがカウントしているので分かる)。

そんな私の使用状況は以下です。

好みの加熱設定 → いらない(ほぼ使ってない)

煮詰め機能 → いる(使ってる)

好みの加熱設定機能は、火力、まぜ方、加熱時間を好みの設定で使えるというもの。

この機能、私は今のところほとんど使おうと思ったことがないです。

使わない最大の理由自動でやってもちゃんとできてるからです。

SHARP公式レシピにマニュアル設定必須メニューがどんどん出てくるでもない限りこれを使うことは今の所ない気がしてます。

続いて、煮詰め機能。これはいります。あった方がいいです。煮物、煮魚の照りを出したり、後でとろみをつけたい料理の時に結構使えます。

公式レシピの角煮とか豚バラ大根とか、そのままだと若干色が薄い感じですが、煮詰め機能でちょっと蓋開けたまま煮詰めたほうが断然色もよくなって煮汁もトロミが付き、味もより絡んでおいしそうになります。煮詰め機能はあると良いです。私はおすすめです。

ホットクックの豚バラ大根は本当においしいです。

内鍋はフッ素加工と、ステンレス加工の2種類

ホットクックの別売り内鍋

ここ最近発売のホットクックは、全て内鍋がフッ素加工タイプになっています(上写真はステンレス)。

初代から2019年発売のものまでは、ホットクックの内鍋はステンレス製でした(1.0Lタイプのみ2019年からフッ素加工でステンレス鍋は存在しません)。

大きさはどちらも同じで、どのホットクックでも互換性がありどちらの種類の鍋でも使えます。

フッ素鍋とステンレス鍋の大きな違いは、重さと手入れのしやすさ、調理できるバリエーションです。

 メリットデメリット
フッ素加工鍋(新)

・洗いやすい
・軽量
・チャーハンや焼きうどんなど、ステンレスだとこびりつきやすい料理ができる

・使う調理器具を気にしておかないと傷が付きやすい
ステンレス鍋(旧)・傷には強いので調理器具や食材を気にせず、扱いに神経質にならなくていい

・とても重い
・チャーハンのような水分のない炒め物はくっついてしまう

フッ素鍋は傷が付きやすいとは言え、泡だて器でガシャガシャ混ぜるのに使ったりレードルでガリガリやったりしなければ…普通に使っていれば大変なトラブルにはなりません。炊飯器のお釜と同じようなものだと思ってもらえればいいでしょう。

内鍋は別売りも

新しい内鍋は別売りもされていて、機種が2020年モデルでなくても、これまでの全機種で使うことができます。私はすぐに買いました。めちゃくちゃ手入れラクでステンレス鍋よりこっちの方がずっと便利です!!

うちはステンレス2つと、フッ素加工を1つ追加で購入して使っていますし、内鍋は2つ以上あるのがかなり便利です。

2.4L用、フッ素コート内鍋 TJ-KN2FB

1.6L用、フッ素コート内鍋 TJ-KN1FB

1.0L用、フッ素コート内鍋 TJ-KN1FB

ホットクック一覧モデル比較表

新旧機種の比較表を作りました。

私が絶対に必要だと思う機能、メニュー名表示画面と無線LANはすべて搭載のモデルでの比較表です。

ホットクック 新旧モデル一覧
容量発売日製品型番煮詰め
機能
好みの
加熱設定
泡立て※内鍋種類

2.4L

2021年9月【最新】

KN-HW24G

赤・白フッ素加工

2020年9月

KN-HW24F

赤・白×フッ素加工
2019年8月KN-HW24E赤・白×ステンレス
2017年10月KN-HW24C×××ステンレス


1.6L

2021年9月【最新】KN-HW16G黒・白フッ素加工
2020年9月KN-HW16F赤・白×フッ素加工
2019年8月KN-HW16E赤・白×ステンレス
2018年7月KN-HW16D赤・白×ステンレス
1.0L2021年9月【最新】KN-HW10G黒・白×フッ素加工
2019年11月KN-HW10E黒・白××フッ素加工

※泡立て機能とは、従来ホットクックのまぜ技ユニットの約2倍のスピードで回転してホイップクリームなどができる機能です。

上記比較モデルはすべて「メニュー名表示のフルドット液晶」と「無線LAN」搭載しているモデルなので、残る考えるべきポイントは、泡立て、容量・色・煮詰め機能・好みの設定加熱、内鍋の種類です。

結局どのモデルがおすすめなのか

2021年9月の最新モデル発売時点で判断すると、どの容量も最新型がおすすめです。

なぜなら、ホットクック最大のデメリットとも言える本体サイズが、大幅縮小されました!!

(内鍋はサイズ変更ないのでこれまでの物が使えます)。

すでに大きなホットクックを所持している私からすると、この点はものすごく魅力的です。

下取りあったら即買い換えたいレベルでうらやましい。

さらに、機能面でも変化があります。

2020年の1つ前モデルと比べ、かきまぜのスピードも上がり、これまでできなかった〈泡立て・つぶす〉といったことができるようになりました。

1年前、2019年⇒2020年モデルが出た時は、ステンレス内鍋からフッ素加工内鍋への変化があり、付属品の蒸しトレイの形状が変わったので、この時も最新型がおすすめでした。ただ機能面は何も変わらなかったので、安さのメリットを考慮すると型落ちを選ぶ余地はまだありました。

しかし今年は違います。

今年購入する人は型落ちの2020年モデルではなく最新型の

  • KN-HW24G(2.4L)
  • KN-HW16G(1.6L)
  • KN-HW10G(1.0L)

Gシリーズ(2021年モデル)が絶対おすすめです。

2.4Lのホットクックがおすすめな人

  • 3人家族以上
  • さつまいも、とうもろこし、かぼちゃ、キャベツ、鯛、鶏など丸ごとど大きな食材をドーンと入れたい

こんな人には2.4Lの一番大きなホットクックがおすすめ。

そして性能アップ、本体サイズも小さくなった最新型KN-HW24Gが絶対に良いです!

どうしても価格重視、最新型でなくても良いから費用を抑えたい人は、市場に在庫があれば2020年発売の前モデルKN-HW24Fでも(ただやっぱり本体サイズはマジで小さい方が便利だし最新型の方が後悔しないと思います)。

1.6Lのホットクックがおすすめな人

  • 2人~3人家族で作り置きはあまりしない
  • 育ち盛りの子供はいない
  • 1人暮らし
  • 2.4Lのサブ機として使いたい

という人には、1.6Lのホットクックがおすすめ。

そして2.4L同様に性能アップ、本体サイズも小さくなった最新型KN-HW16Gがおすすめです。

どうしても価格重視、最新型でなくても良いから費用を抑えたい人は、市場に在庫があれば2020年発売の前モデルKN-HW16Fでも(ただやっぱり本体サイズはマジで小さい方が便利だし最新型の方が後悔しないと思います)。

1.0Lのホットクックがおすすめな人

  • 1人暮らしで本当に1食、少量作れたら良い
  • あまり凝った料理っぽいことはしない
  • スープ用などサブ機がほしい

という人には、1番小さい1.0Lのホットクック。

そして2.4L同様に性能アップ、本体サイズも小さくなった最新型KN-HW10Gがおすすめです。

どうしても価格重視、最新型でなくても良いから費用を抑えたい人は、市場に在庫があれば2020年発売の前モデルKN-HW10Fでも(ただやっぱり本体サイズはマジで小さい方が便利だし最新型の方が後悔しないと思います)。

高価なのでレンタルで試用してみる

高級家電なので、やはりいきなり買うのは怖いなら、rentioDMM.com といった家電のレンタルサービスを使うという手もあります。

長期のつもりでレンタルするのはコスト的におすすめしませんが、やっぱりいきなり買う勇気がない、どうしても迷うけど買う方向に傾いているなら、数日お試しするのが判断が1番はっきりできて良いでしょうね。

まとめ

  • 1人暮らし、2人暮らしの人は容量少なめKN-HW16Gがおすすめ!
  • 3人以上家族の人はもっと大きいKN-HW24Gがおすすめ!
  • サブ機を考えている人にKN-HW10G、KN-HW16Gがおすすめ!
  • うちは1.6Lでいいか…と思う人でもあと1万円程度出せるなら大は小を兼ねるで2.4Lを選ぶのもアリ(とうもろこしやさつまいもが寝かせられるかどうかが変わってきます)。
  • たとえ中古等で安くても、画面が数字だけ表記のものや、無線LAN非対応のかなり昔の機種は、これから初めて買う人にはおすすめできない。
  • 2020年の前モデルからは、機能面も本体サイズもかなり大きな違いがあるので、よほど費用を抑えたいとかでなければ、2021年の最新型がおすすめです!