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ホットクック

ホットクック1.0Lはサブ機【1.0Lレビュー】

SHARPホットクックKN-HW-10G-B

スープ専用機あるいはサブ機として最近1.0Lの2台目ホットクックをお迎えしました。

使ってみて思うところが色々あるので、今回は1.0Lを使った感想を書きたいと思います。

ホットクックの良さがイマイチ分からない

私はホットクック2.4Lのヘビーユーザーですが、もしも最初に買ったのが1.0Lだったとしたら、ホットクックの便利さを十分に知ることができずにフェードアウトしていたかもなと思います。

私が2台目として1.0L選んだのには目的があって、スープ専用機にしたかったのです。

目的の通り8割はスープ、その他は佃煮や肉まんの蒸しなどが2割ぐらいで使っていて、これについては満足していますし便利になりました。

でも最初は一応、試しにおかずを作ってみたり…そしてびっくりしました。

これじゃホットクックの良さが全然わからない、と。

その主な理由は以下。2.4Lとの比較しての感想です。

  • 一人分のおかずを作るにしても小さすぎて使いにくい
  • 大きな食材が入らない
  • まぜ技ユニットの機能が劣る
  • 火の通りが遅い

私は最初からほぼスープ専用機がほしい!という目的があって買ったものなので満足していますし、ほとんど毎日2台稼働させているのですが、「1人暮らしだから小さいのでいいや、これをメイン機として…」なんて考えて購入するのはあまりおすすめじゃないなと思いました。

メインおかずには使いにくい、大きな食材が入らない

ホットクック1.0Lの内鍋

本当に小さいので、量が全然入らないです。

小さいのでホットクック2.4Lの赤ちゃんみたいでかわいいんですが…

2日分の煮物の作り置き…ちょっとキツイです。

青菜やもやし炒めも鍋の面積が小さく上手く仕上がりませんでした。

大きめの具材も入りませんから、さつまいもやとうもろこしを茹でたりもできない。大きなさつまいもだとカットしても1本分入らない可能性まであります。

肉まんもコンビニサイズのものが2つは並べられないぐらいです。

2.4Lばかり使っているせいもありますが、これは圧倒的にスープ用、サブ機だろうというのが私の感想でした。

機能面で劣る

ホットクックのまぜ技ユニット2.4と1.0大きさ比較

他の有名調理家電にないホットクックの最大の個性は、まぜ技ユニットです。これのおかげで今まで実現できなかった多くのほったらかしが実現するホットクックの要とも言える重要な部分です。

2.4Lと1.6Lはまぜ技ユニットのアームが2本です。でも1.0Lは1本のアームしかついていません。

私は煮物や炒め物を作った時、この片腕のまぜ技ユニットの仕上がりにあまり満足できませんでした。

さらに、2.4Lと1.6Lのまぜ技ユニットはフタに付けた時にはアームはカチッと固定されていますが、1.0Lのまぜ技ユニットは常にブラブラしていて、フタを閉めるのがちょっとやりにくい時があります。

もう一つびっくりしたのは、2.4Lや1.6Lは、まぜ技ユニットを取り付け忘れたままスタートスイッチを押すとアラートが鳴り、スタートできない仕組みになっていますが、1.0Lはなぜかそのままスタートできてしまいます。

教えてくれることがないので、付け忘れたまま調理が終わり、混ざっていない!ということもありえます。この機能はなんで実装しなかったのか本当に謎。

時間がかかる

ホットクック1.0Lの液晶画面

小さいんだから早く仕上がるのかな?なんて安易に考えていましたが逆でした。

今までの2.4Lで作るのと同じ感覚で設定していたら毎度追加加熱が必要で、ちょっと火が通るのが遅いことが分かりました。

2.4Lなら炒め1分で済むところが、1.0Lは5分ぐらいでちょうど。

みたいなことがあります。

これなら2分かな~なんて思ったら結局、追加加熱15分もやりました笑

手動で設定する場合の2.4Lとの感覚の違いを掴むのにもう少し時間がかかりそうです。

小さいローストビーフしか作れない

ホットクックで作ったローストビーフの切り口

ホットクックで作るローストビーフは、個人的におすすめメニューの上位5位には入ります。なのでこれが満足にできないとなると結構ショックです。私なら。

ローストビーフ用の肉ってある程度大きいものでやると思いますが、ホットクック1.0Lではかなり小さいのしか作れません。

いや、そんな小さいのわざわざ時間かけて作る必要なくないか?スーパーで買っちゃおうよ。

安いオーストラリア産の肉でもおいしいローストビーフがまとめてたくさんお得にできるから時間をかける意味もあるんじゃないのかなと思っているのですが。

あと、そんな小さいローストビーフ用のブロック肉売ってる??という気もします。高級肉ならありえるけど…

細長いものは半分にカットするなどで入るかもしれませんけど、その工程挟みたくないですよね。手間も衛生的にも。

お気に入りメニューになるかもしれないものが、小さいという理由で作れないのはちょっと悲しいです。

1人暮らしにおすすめなホットクックのサイズは1.6L

上記と自分の2.4Lの使用経験を踏まえ、1人暮らしにおすすめの容量を挙げるなら、私は1.6Lを勧めます。

2.4Lだと普段使いには大きすぎると思います。コレ!という目的(ぜったいにキャベツを丸ごと1個茹でたいとか、かなりまとめて作り置きするタイプとか)でもない限りは。

我が家は大人2人+6歳の3人家族ですが、子供と2人でのご飯の機会の方が多いです。そうなるとちょっと2.4L大きいな…と感じていることも多々あります。育ちざかりの中高生にでもならない間は、1.6Lでも毎日やっていけそうなほどです。

ホットクック1.0Lのいい所、メリット

これまで1.0Lがおすすめでない所ばかり書きましたが、2台目として私はこれを買い、毎日使っているのも事実。便利なのは便利です。

ホットクック1.0Lの良い所は

  • コンパクトで置き場を確保しやすい
  • まぜ技ユニットなど全パーツが小さいので洗いやすい
  • 手入れが楽=使うのが気軽
  • スープを作る上では何も不満がない

メリットはやっぱり小さい所です。パーツの小ささでお手入れがしやすいのもいい。うちの小さい食洗機にも全て入ります。うちのケトルと並べると大きさはこんな感じ。うちにある5合炊き炊飯器より横幅奥行きは小さいです。フタを閉めるとやや背は高めです。

ホットクック1.0L、やかんとの大きさ比較

私のホットクック1.0Lの使い方

私の1.0Lの使い方は、ほとんどスープです。

次に多いのは佃煮などの少量副菜、肉まん1個やしゅうまいなどの、レンジ調理より蒸した方がおいしい冷凍食品のあたため、1人だけのランチにパスタなどです。

ホットクックの蒸し物は本当においしくなります!これは1.0Lでも十分感じられます。

コンビニ肉まん、スーパーの肉まん、冷凍しゅうまい…などなど時間かかっても蒸し直すとめちゃくちゃおいしい。

そしてスープですよ。ホットクックでスープを作ることってすごい美味しい上に完全ほったらかしの吹きこぼれもなく便利でやめられないし、出来上がり後は保温機能をぜひ使って、食べる前の温め直しなくブッフェみたいにちょうどいい温度で保温しておける!

これは最高にサブ機として使えてます。朝ごはん用のスープに予約調理も便利です。

サブ機としてはすごくおすすめ

ホットクック1.0L内容

2.4Lや1.6Lですでにホットクックにハマっている人、生活スタイルに合っていると思える人にはサブ機として1.0Lめっちゃおすすめです!

私は今まではスープを作った後に、ホットクックで他のおかずを作るためにホットクックから外してそのまま置いておくか、他の鍋に移すなどして、もう1品を他の内鍋で作って、食べる前に冷めたスープをまたガスコンロかホットクックであたたなおして…おかわりの前にもまた温めて…ってことがすごくイヤでしたが、今ではごはん直前のバタバタが一切なく、すごく便利になりました。