長年愛用していたフィリップスのソニッケア エアーフロスでしたが、最新モデルに替えて1年経たずに壊れてしまったことにショックを受け、今回はパナソニックに乗り換えしてみました。
もくじ
パナソニック ジェットウォッシャー ドルツについて
パナソニック ジェットウォッシャー ドルツ
購入したモデルはEW-DJ53です。
現在の最新モデルはEW-DJ54。今回のレビュー商品に舌磨き用ノズルが付いただけと思ってもらって大丈夫です。
セット内容
- 本体 1台
- 充電スタンド 1台
- ACアダプター 1台
- 超音波水流ノズル(EW0983-X) 1本
- ポイント磨きノズル(EW0984-W) 1本
本体の中はほとんどが空洞で、全体がタンクになっています。
底がパカっと外れるので、使い終わりに乾燥もさせやすくカビが発生しにくい構造。これはとても良い。乾燥させやすさ大事。毎日しっかり水気を拭いてフタを開けて乾かさないとすぐにピンクかびにやられてしまいそうです。
水を入れる時は、本体うしろの開口部から入れます。
充電スタンドに立てた状態。
うしろに2つの突起があるので2本までノズルを差しておくことができます。
使えるノズルは以下です。
超音波流水ノズル(EW0983-X)交換目安は約6ヵ月
ポイント磨きノズル(ew0984-W)は約3ヵ月
舌磨きノズル (EW0985-W)は約6ヵ月
消耗品なのである程度の期間で交換が必要です。
今2週間くらい使っていますが、個人的にはポイント磨きノズルはあまり使うことがないように思います。
ただ歯列矯正してる人にはとてもいいんじゃないかな。
パナソニック ジェットウォッシャー ドルツEW-DJ53を使った感想
これは、気持ちいいです。
歯医者さんでこういうのやったことあるような…
歯と歯の間も、歯ぐきも、表からも裏からも洗い流すことができる。
挟まった物もちゃんと取れるし。
今まで使っていたソニッケアーではできない、口の中を丸洗いしてる感じです。
使う順番は、歯磨きのあとにこれでやってます。
電動歯ブラシとの合わせ技で超ツルツルすっきりですよ。
(ちなみに電動歯ブラシはパナじゃなくフィリップスです…)
びっくりするのが、使って最初の3日間は歯茎から血がにじむ部分もありましたが、それ以降は全く大丈夫。歯ぐき強くなるの早い。
あとは良くない所をあげるなら…
音は結構うるさいです。
それと使い方に結構コツがいりますね。
ちょっと口を閉じて使わないと顔周りがびしょびしょになります。
だけど難しくはなく、洗面台にやや前かがみになり、口をすぼめてさえいれば全く平気。
まあうまくできなくても防水なので本体を濡らしても別にいいし、「濡らさないこと」を神経質に考えなくて大丈夫なんですけど(お風呂でもOK)。
据え置きタイプとハンディタイプどっちがいいのか
パナソニックのジェットウォッシャーには据え置きタイプとハンディタイプの2種類があります。
ハンディと据え置きの違いをざっくりまとめると、
- コンパクト(と言ってもまあまあでかい)で、旅行などに持って行きやすい
- 充電式、コードレスなので手軽
- 水を入れるタンクは200ml
- 水圧5段階調節
- お風呂で使える防水設計
据え置きタイプ(EW-DJ73)
- 水を入れるタンクは600ml
- 防水ではない
- コードにつないで使う必要がある
- 水圧10段階調節
これだけ見ると、据え置き型を選ぶメリットはタンクの大きさくらいかなと。水圧調節もハンディの5段階より多いですが、実際こんなに細かく調整いらないです。
でもタンクはできれば大きい方がいいですね。現に私はハンディタイプで使用中、たまに途中で水がなくなって継ぎ足しする作業を挟んでいます。
しかし私は旅行にも持って行きたいし、充電式で何より防水仕様の物を探していたためハンディタイプのEW-DJ53を購入して良かったと思います。
なにより、コードレスが最高です!!!
【フィリップス】ソニッケアーエアーフロスと【パナソニック】ドルツ ジェットウォッシャーの違いは?
以前使っていたソニッケアー エアーフロスウルトラと大きく違う所は
スイッチを押すたびに出る単発のジェット噴射か(ソニッケアー エアーフロスウルトラ)、
一度スイッチを押したら止めるまでずっと出続ける超音波流水か(ドルツ ジェットウォッシャー)、
という所です。
あとは防水か否か。
私が実際に使ったフィリップス(HX8632/01)とパナソニック(EW-DJ53)で個人的な感想と性能の違いを表にします。
ソニッケアー エアーフロスウルトラ | ドルツ ジェットウォッシャー | |
メーカー | フィリップス | パナソニック |
水圧 | 勢いが強く、挟まった物を取るのが得意 | 勢いはそこまで感じないが、大量に水を流すことができるので挟まった物を取るには充分 |
動作音 | 少し大きいけど一瞬 | 結構大きい。夜子供が寝てる時だと気になる。 |
防水 | × | 〇 |
使いやすさ | 特に難しくは感じない。 歯並びがキレイですき間が全然ない所に使うと水が入る場所がなく上手く使えない。 | 大量の水を使うので、どこも濡れないように使うのは無理。必ず洗面台で前かがみになって使うこと。 |
こんな人におすすめ | フロスでないと取れないような場所に物がはさまりやすい人 | フロスの役割にプラスして歯ぐき全体(歯周ポケット)もケアしたい人 |
注意点 | 水圧の強さ調節はできない |
この2つのメーカーの口腔洗浄器は購入検討したときよく比較されると思いますが、実際使ってみると用途が違うんだなと分かりました。
パナソニックは歯と歯の間や歯周ポケットケア+フロス
フィリップスの方は水圧がすごいので、歯ぐきに当てちゃうとかなり痛いです。あくまで歯と歯の間に。フロス、という役割が強い。
パナソニックは水圧調整で弱くすれば口の中どこでも流水を当てることができて、歯ぐきの健康増進、という役割も。それにプラスして水圧を強くすればフィリップスのように挟まった物を取ることもできてフロスの役割にもなる。
そして何と言ってもパナソニックは防水!!!
これが大きい。
口腔洗浄機なんて、ノズルだけじゃなく本体も多少濡れます。
やっぱり丸洗いしたいですよ。
この点は絶対的にパナソニックが優れています。
何年も長いこと使っていましたが、フィリップスが防水でないことはずっと不満でしたから。
この点が変わらない限り今のところは次買い換える時もパナソニックになりそうですね。