上の写真は息子が撮影したものです(笑) 息子の3歳の誕生日プレゼントにカメラをあげました。
3歳(厳密には2歳11ヵ月頃)、今すぐ使えるかどうか分からないけど、言葉の少ない息子がどんな目線で何を見てるのか、何に興味があるのか…撮った写真で何か見えるんじゃないかなー?という興味がありました。
キッズカメラはおもちゃじゃなくて本物を選んだ
誕生日プレゼントに選んだのはニコンのクールピクス(Nikon COOLPIX W100)です。
色んなおもちゃのキッズカメラありますが、長く使う前提に、あと写真が上手になるの前提に(親の勝手な希望)、どうせなら画質もちゃんとしたものを与えようと考えて、おもちゃは却下しました。
ちょうどNikonから出ている子供向けを想定されたデジカメがあったので即決。1万ちょっとなので、おもちゃと比べると高いですが、ちゃんとしたデジカメなのでむしろ安い物です。
プレゼントと言いながらも親の押しつけに近いものがありますが、息子が「何がほしいか」が分からないので…
息子が撮った写真
最初は半押しなんて程遠くシャッターを押すのがままならないので、ほとんどブレブレ。記念すべき初めて撮った写真がこれ。シャッター押せただけすごいよ。
とにかく最初のうちは床の写真がすごく多かった。
レンズ部分に手指がかぶってるのとかも多い。
レンズの向きを理解していなくてドアップの自撮りとか。天井に向けて上からカメラを覗き込んだままシャッター押しました。
息子の興味が垣間見れる
しまじろうを撮ったものがすごく多いです。
テレビに映るしまじろうも。
これもしまじろうを撮ろうとしたけど…
しっかり撮り直ししてます(笑)今度はかろうじて入ってる。
マスクが気になるらしく、このピンクの箱を入れた周囲の写真が山ほど出てきて笑いました。
息子が大好きな映画は「ズートピア」です。
息子が大好きなパンのもとになる材料、進入を禁止しているキッチンの奥に置かれた強力粉をバッチリとらえています(指入ってるけど)。 やっぱり好きなものって撮りたくなっちゃうのかな。
同じアングルの撮り直しはよく見られます。
失敗したら頑張る姿勢が見えるのが良い(笑)
この写真、撮影前に自分で並べてセットしていたので、私にはただ無造作に置かれた風にしか見えないけれど息子にとって意味のあるものらしい。 自分で構図を決める⇒撮影するがこの3歳によって行われてるのって何気に凄いと思う。
そう考えると、ただ指が映っちゃってると思いがちなこういう写真ももしかして、彼が意図した芸術を求めた何かなのかもしれない…ってことはないと思う。まだまだ指入っちゃいます(笑)
息子が大好きなプラレールの写真も多いです。
外では本物の線路や電車を撮りに行きます。電車は早いので難しいけれど、たまーにうまく撮れることも。駅のホームで撮れば電車が止まってるからもう少し難易度は下がるでしょうけど、やっぱりまだ言うことをすんなり聞ける子ではないし危ないので、駅での撮影は解禁してません。
まだズームは覚えてないのでアップで撮るとかはできないし、4歳目前の今でもまだ半押しは習得できてません。ブレる写真も多いので、とにかく撮りまくる手法です。
おわりに
息子が撮った写真を眺めていくと、何の意味もないような、他人が見ても面白くないような写真でも、私から見れば(こんな風に見えてるんだ、こういうのが気になるんだな)などと新鮮な発見がたくさんあります。
好きなものの写真と同じく、私や夫の写真もたくさん撮ってくれています。息子が私を撮る時は、私が台所で料理している後姿が多いです。そして夫は寝転がったり昼寝している時によく写真を撮られています(笑)
そこにどんな意味があるのかは分かりませんが、息子の世界が言葉を使わなくても少し見えるのが嬉しくて、楽しいです。
COOLPIXのW100は現在公式では生産完了・販売終了し、あとはAmazon等でしか購入できないようです。Nikonからこれに変わる新モデルも出ていないので、壊れたら次はどうしようかな…残念です。