英語教材によくあるクチコミに「かけ流しをしただけ」「親は全く話せないけど」などとCDやDVDを見せてただけで勝手に子供が話せるようになったかのうような評判ありますよね。
私はそういうのは無理だと思っています。
我が家は息子にこどもちゃれんじENGLISHやワールドワイドキッズを使っておうち英語をしていますが、約2年やってみて思うのです。そういう評価や口コミはちょっと信じがたいと。
「話せる」と「会話ができる」は違う
息子で言うと、かけ流しでも単語はどんどん覚えます。文章も話します。発音もめっちゃきれいになりました。
でもそのインプットした単語や熟語を「話す」ことはできますが、あくまで定型文です。
単語や熟語を大量にため込んでもアウトプットできないとずっとコピーマシン止まり。
日常で実際に誰かと会話して、どういう時にどんな風に使うのか学習できない限り会話にはならない。
それをせずに息子が勝手に定型文の域を出ることはありませんでした。
実際使うとすぐ自分のものになる
おうち英語1年半が経過した頃、息子が何か話したそうにする様子が見られました。
やたらと「●●は英語でなんて言う?」
「〇〇ほしいって英語で何て言う?」などと聞いてくるのです。
そんな文章、DVDの中で山ほど出てきてるよ!?と私はびっくりしましたが、
(そうか、意味は分からず聞いてるのか)
(どこでどう使えばいいかは分からないのか…)
と。単語は分かるけれど、When、Where、Who、What、Howなどの使い方が分かっていないと気づいたと同時に、もうそんなレベルまで来たのかと感心もしました。
ちなみにここまではCDかけ流しとDVDで築き上げたものですから、全く効果がないとかそんなことではなく話しかけずにここまで来たと思うとむしろ効果は絶大にありました。
せっかくなのでこれをもっと伸ばしてやりたい、そう思って私は英語苦手ですが、頑張って調べて勉強したり、発音が上手くなくてもいいから実際に使ってみせました。
すると、今度は息子がそれをすぐ使ってきたりします。
一部単語を変えてアレンジしてきたり。
以前私が教えたことを後日息子から話しかけられた時に、私がもうすっかり忘れていて「なんだっけ…」と再度焦って学習させられる。こんなことも出てきます。
身に付く速度が息子と私で圧倒的に違う…
多分相当な量の文章を息子はため込んでいる。でも使う所が分からない。宝の持ち腐れ状態になっていたのです。
英語ができない親は努力が必須
これを打開するために一番身近な話し相手は親です。
上手くない発音でもいいから、話しかけることが大切だと感じています。
私が調べてちょっと話しかける程度の文章量では、息子の膨大なかけ流しでインプットしてきた発音が崩れるなんてこともありません。
もちろん、経済・時間的余裕があれば、ネイティブのいる英会話教室に通うのがおすすめです。
よくある「親は話せないのにこの教材を使っていたら勝手に話し始めた」とか言ってる人は、絶対どっかでアウトプットの機会を作っていると思うんですよね。
教室行ったり、英語の幼稚園行ったり。
うちは療育もあったり、〇時に〇〇へ行くというのがハードルが高かったりするのでこれ以上の習い事は考えられず、仕方なしに私がたどたどしい英語で話しかけるようにしています。
もちろん私も息子と一緒にワールドワイドキッズやこどもちゃれんじEnglishを見て勉強もしてます。
結論
子供が英語を自分の物にして話せるようにしてやるには、 勉強する、教室に連れて行く、など形は違っても親の努力が必須だと思った方がいいです。
そんな甘くない!!
というのが2年おうち英語をやってみた私の考えです。
英語がマジで苦手、Helloからやりたいレベル…みたいな親におすすめなのはこどもちゃれんじEnglishです!!
このほか、幼児におすすめなお金をあんまりかけない英語教育は以下の記事に。