我が家ではベネッセの幼児向け英語教材ワールドワイドキッズ(WK)を使っています。
これを購入する前にこどもちゃれんじEnglishとものすごく迷いました。同じ会社が販売する2つの英語教材ですが、その違いはどんな所なのか、またどういう子がどっちの教材に向いているのか考えてみました。
もくじ
ワールドワイドキッズとこどもちゃれんじEnglishはどっちを選べばいい?
ワールドワイドキッズとこどもちゃれんじEnglishの違いざっくり比較表
Worldwide Kids | こどもちゃれんじEnglish | |
対象年齢 | 0~6歳 | 1~6歳 |
価格 | 259,200円 ※0歳Stage0からの場合。 1歳以上はStage1からで226,800円 | 1回あたり2,880円~(こどもちゃれんじ会員の場合) 通常会員は3,571円~ |
届く頻度 | 一度に全部または定期的に分けるか選択可能 | 2ヵ月ごとに1回 |
教材内容 | DVD・CD・絵本・おもちゃ・保護者向け冊子・タッチペン・スマホ向けアプリ | DVD・絵本・おもちゃ・保護者向け冊子・英語ワーク |
語彙数 | 約6,000語 | 約2,000語 |
日本語の使用 | なし オールイングリッシュ | 日本語あり |
到達点 | 同年代のネイティブの子と英語でやり取りできる力がつく | 英語で自己紹介できる力がつく |
入会金 | なし | なし |
オプション | ワークショップ(1回約50分/2,160円)。会場は首都圏中心 | オンラインレッスン(1回15分のレッスン/2ヵ月に3回まで。受講費2,916円) |
対象年齢の違い
こどもちゃれんじEnglishは、1歳~6歳。ぷち、ぽけっと、ほっぷ、すてっぷ、じゃんぷまでの教材が年齢別にあります。
ワールドワイドキッズは0歳~6歳です。0歳用のStage0と、1歳以上用のStage1~6です。
こどもちゃれんじEnglishには0歳向けがありません。
0歳から始めたければワールドワイドキッズ一択になります。
配送頻度の違い
- こどもちゃれんじEnglish:2ヵ月ごと、年6回教材が届く
- ワールドワイドキッズ:一括と定期お届けが選べる
ワールドワイドキッズは、定期配送を選ぶと2ヵ月ごとに1Stage×6回届き、1年かけてすべての教材が届き終わります。
ワールドワイドキッズはたった1年で全てを使い切れるようなボリュームではなく、親がペース配分や進め方をある程度考える必要が出てきます。そういったことが面倒なら、低ボリュームのこどもちゃれんじEnglishの方が親の負担は少なそうです。
価格
価格はこどもちゃれんじEnglishの方が断然お手軽、安くて始めやすいです。両者一括払いだと約2万と20万オーバーは違いすぎますね。価格が第一条件、重視するなら迷わずこどもちゃれんじEnglishです。
1回分(2ヵ月ごと)あたり2,880円~の価格は非常に経済面で気軽です。英語に興味があるか、うまくいくか分からず自信がない…という子に試してみるなら絶対こっちの方が安心です。WWKだと分割支払いにしても1回あたり4万前後にはなります。
ちなみにWWKにはショッピングクレジットという信販会社を利用した分割支払い方法で84回払いの月4,100円~もありますが、こちらは利息がかかって結果一括払いと比べて10万近く高くなるため絶対に損!おすすめしません。
ぷち~じゃんぷまで続けるならワールドワイドキッズもあり!?
ワールドワイドキッズは一括や分割でも1年以内に約25万も支払わなくてはいけません。
そう考えると高いのですが、考え方を変えてみます。
仮にこどもちゃれんじEnglishを6歳(じゃんぷ)までずっと続けるとすると、ワールドワイドキッズとの総額はそんなに変わらなくなります。
ワールドワイドキッズの総額を0歳から小学校入学までの約5年半で割ると1ヶ月あたりの金額は、3,927円となります。
教材内容の違い
日本語ありか、オールイングリッシュか
日本語が入るか、オールイングリッシュかでは全く違います。
どちらがいいかは子供の状況にもよると思います。
日本語と英語が混ざっていると、頭の中で「ゾウは英語で…」などの変換作業をすると思うのですが、オールイングリッシュの教材はそういった脳内での不必要な変換作業をすることなく、ありのままを吸収できます。
これは、日本語がまだあまり身に付いていない低年齢の子の方が始めやすいように思います。
一方である程度の日本語が身に付いている子であれば、日本語のアシストがあった方が理解が早まったり効果的に働くこともあります。
また日本語が身に付いていると英語を聞いたときに「何を言っているのか分からない!日本語にして!」というストレスを感じて聞きたがらない、楽しめない可能性などもあり得ます。
日本語の発達に合わせて選択するのも1つではと思います。
レベルの違い
どちらも最後まで継続した場合の到達点はワールドワイドキッズの方が高いです。
語彙数もワールドワイドキッズが約6,000語に対してこどもちゃれんじは約2,000語と少ないです。
我が家はこどもちゃれんじEnglishの方は受講していないのですが、案内パンフレット等のカリキュラム内容を見ると、スタート時点でこどもちゃれんじぷちEnglishよりワールドワイドキッズのStage1がすでに難しい内容になっています。
ただ続かない、楽しめないならあまり意味もないと思うので、レベルが高ければいい教材というわけではありません。
【追記】結局、WWK開始から2年後にこどもちゃれんじEnglishも始めました!詳細は別記事に書きました
オールイングリッシュでもストレスなく楽しめるようならワールドワイドキッズがおすすめですが、スモールステップで、まずは簡単なあいさつから!のような気軽さを求めるならこどもちゃれんじEnglishがおすすめです。
しまじろうが登場するかしないか
子供の目で見て、ワールドワイドキッズとこどもちゃれんじEnglishにある1番大きな違いはしまじろうが出てくるかどうかではないでしょうか。
キャラクターの力ってとても大きいので、すでにしまじろうが好き!といった子なら断然こちらの方が魅力的でしょう。
ちなみにワールドワイドキッズにも4人のメインキャラクターがいます。
外国っぽいような日本ぽくないような…、日本人でもそんなに抵抗のないデザインのキャラクターだと思います。
教材を進めていくと個性もしっかりあってそれぞれ可愛くて、かなり早い段階で気に入りました。
それぞれに向いている人はこんな親子
私が思う、それぞれの教材に向いているタイプを分けました。
☆こどもちゃれんじEnglishに向いているタイプ
- すでにこどもちゃれんじの会員になっている(会員価格で購入できる)
- 続けられるか心配、お試し程度に一度少しやってみたい(最小単位の2回分購入してみる)
- しまじろうが好き
- 目先の支払額は安い方が良い
- 親が英語が苦手でアウトプットの環境づくりが難しい
- 複雑な会話ができるまでは求めない
☆ワールドワイドキッズに向いているタイプ
- オールイングリッシュで本格的な教材がほしい
- 到達点は高い方が良い(親や身近な人のアウトプット環境作りは必要)
- 子供はあまり好まなそうな実写の映像も多いので、見てもらうためには飽きさせない・興味を持たせる工夫ができる人
- おもちゃがままごと的なコミュニケーション重視で遊ぶものが多いので、一緒に遊んでやるなど時間を作ることができる人
- 親の英語力が高い
まとめ
- 安い、簡単、スモールステップで取り組みやすいのがこどもちゃれんじEnglish。
- 高い、ハイレベル、ネイティブの会話や世界の文化にたくさん触れられる、一方でその英語を身につけるには親の負担や努力も必要と思われるのがワールドワイドキッズ。
うちは今の所ワールドワイドキッズ1本でうまくいっています。
が…最初は良かったんですが、子供の英語力と理解力がどんどん高くなってきて、私自身は今苦しい状況に。
本来ならもっと伸ばしてやれそうな所をアウトプット不足で機会を損失していると感じます。
私の方が勉強しないと、宝の持ち腐れ!もったいないです。そしてそれだけハイレベルで効果がある教材ということでもあります…いい教材です。
どうしても迷うなら、まず最安単位でこどもちゃれんじEnglish、様子を見て英語に抵抗なさそう・ハイレベルを目指すなら早めにワールドワイドキッズ(他の本格的な教材でも)に切り替えたり、同時並行して不必要と思えるようになったらこどもちゃれんじEnglishは退会、というのもいいかもしれないです(お金かかるけど…)。
特にワールドワイドキッズは高額なので、いきなり入会よりはまず公式サイトで資料請求してみると良いと思います。こどもちゃれんじEnglishも無料サンプルはあります。
はい!ということで2年以上悩んでこどもちゃれんじEnglishやっぱり受講してみました。思った通り、これはこれで違う良さが多いので感想はこちらの記事にまとめました!