このページにたどりついたということは、使わなくなったホットクックがありますか?
「高かったし手放すのは…」「まだ使うかも…」
そんな人におすすめしたいハードルがものすごく低いのに満足度の高い、私も実際しょっちゅう使っている使い道をまとめました。
とりあえずこれやってみてから処分するか決めてみてはどうでしょうか…?
もくじ
「〇〇だけ」で使う
使うのやめちゃった人は一旦あれこれ考えずに、
温めるだけ
工程1つだけ
材料1つだけ
などの「〇〇だけ」でできる簡単な使い方をしてみます。
以下に「〇〇だけ」メニューの、しかもホットクックを使ってやった方がおいしいとか便利だよっていう具体的なレシピを挙げていきます。
肉まん(しゅうまい)あたため
肉まんあたため使ってみるの絶対おすすめです。おいしい。
旧型なら蒸し板、新型なら蒸しトレイに肉まんを置いて、自動メニュー「中華まんあたため(メニュー番号98)」を押すだけ。
レンジでの方が圧倒的に早いのですが、蒸すの本当に優秀なので使ってみてほしいです。うちはこれしょっちゅう使ってます。
蒸すとフカフカでモチモチのレンジとは全く違う仕上がりに感動します。待ち時間はあれど作業も難しさもほぼゼロの手軽さ。
シュウマイも、点心も、蒸す商品は冷凍も冷蔵なんでもこれでやります。
一応公式に載ってるのは冷蔵の肉まんについてなのですが、冷凍でも中まで熱々にできています(まあ冷蔵以外は自己責任ということで)。
ウインナーのボイル
ウインナーボイルして食べるのが好きな人、これも超いい感じの仕上がりで美味しくなるのでおすすめ。
これまで焼く派だったのが、上手なボイルのジューシーさを知って圧倒的にボイルに傾きました。破裂しないです。お湯に旨味を逃がしません。加減見る必要もありません。この便利さが最高です。
パリっとしていてジューシーで、ウインナーボイルのプロです。
水を大さじ1程度入れて、煮物1分です。
レトルト商品の湯せん
いろんなレトルト商品の湯せんができます。
最近のレトルトカレーのように、レンジ対応のパウチはレンジでいいと思いますが、湯せんした方がおいしいと書かれている商品や、ハンバーグなど大きく中まで温めるのに15分以上湯せんが必要な商品に使うのが特におすすめです。
ホットクックに水とレトルトパウチを入れて、「かぼちゃの煮物」メニューをスタートさせるだけです。他のいろいろなメニューでもできると思いますが、かぼちゃの煮物はまぜ技ユニットが動かない(不要な)のであまりグツグツしないので使えます。
また、すぐ食べない時は予約したり保温状態のまま置いておくこともできます。
ゆでたまご
私の1番おすすめがコレです。利用回数おそらく1位の自動メニュー。
ホットクック使いこなせなくて置物になってる人は割り切って「ゆで卵製造機」だと思って使ってみてほしいぐらいおすすめメニューです。
本当に本当に本当に便利で良い。絶対失敗しない半熟のゆで卵ができます。
うちの使い道はだいたいサラダに乗せるために作ってます。
あとはおでんとか煮卵作りたい時、卵サンド作る時とか。
筋トレ勢なら下に卵、上でブロッコリーを同時調理もおすすめです。
めんをゆでる
自動メニューの中に「めんをゆでる」というものがあります。
好きな時間を設定して、パスタやそうめんなど乾麺をゆでるのに便利なメニューです。
特に私が激推ししたいのはそうめんです。夏はそうめん茹で機だと思ってるぐらい茹でまくっています。
部屋の温度や湿度が上がらず、吹きこぼれず、そうめん調理の嫌な所が格段に減るので最高です。
ほんのちょっとなら工程増えてもいいと思えたら
次に挙げるのはさっき紹介したものよりはちょっと料理っぽさが出てくるやつです。
その中でも簡単でホットクック向きで美味しくて使うメリットが特に感じられるものを挙げたいと思います。
サラダチキン
コンビニやスーパーでもおいしいやつ売ってますが、ホットクックもかなり上手にやってくれます。しっとりやわらかで美味しい上に経済的です。
ハーブソルト等好きな調味料と鶏むね肉を、調理用の耐熱袋に入れて口を閉じ、それを水を入れた内鍋に入れて「サラダチキン(メニュー番号280)」をスタートするだけです。
既製品のサラダチキン結構食べたことありますが、しっとり度が断然こっちの方が上です。好きな味付けもできますし、とっても美味しいです。
ローストビーフ
ローストビーフも我が家の利用回数上位メニューです。
作り方はサラダチキンと同様。調味料と牛かたまり肉を袋に入れて、水を入れた内鍋に入れるだけ。
ちょっと手間をかけて焼き目を付けてもいいし、付けなくてもちゃんと完成します。
鶏と大根の煮物
これは「切る」手間が出てきますがそれでもかなり楽なやつです。
大根は洗うのも簡単だし、細かく切るようなことも必要ないし、唐揚げ用などの1口サイズにカット済みの鶏肉を買ってきたらほとんどやることもないぐらい。
切って調味料入れてスタートするだけです。
豚バラと白菜の重ね煮
白菜と豚バラの重ね煮(メニュー番号62)です。これ大好き。何回も作ってます。公式レシピだと調味料で塩とコンソメを使うのですが、私は何も味付けしないでただ豚バラ肉と白菜を交互に重ねて内鍋に入れて作って、食べる時にポン酢かけて食べるのが好きです。
普通に作るのも、延長加熱してもっと白菜クタクタ&お肉柔らかにするのもどっちも好きです。あと白菜一気に大量消費したい時は迷わずコレになります。
冷蔵庫の残り野菜とかなんやかんや詰め込んだスープ
これも我が家では登場回数多いです。普通に鍋でやるより水を少なく入れて、野菜の水分を有効活用できるので、なんか甘みがあったりなんか濃いような、なんか旨い感じになります。うちでは使いたい野菜の種類によって、コンソメスープか味噌汁かになることが多いです。
シンプル具材のパスタと限界料理
具材のシンプルなパスタなら、以下の基本を守れば簡単です。
材料候補はいろいろありますが、きのこ、ベーコン、しらす、野菜なら水分があまり出ないようなものの方が失敗しずらく慣れていなくても簡単です。
あさりや鯖の水煮缶詰、冷凍シーフードミックスなど汁気が多いものはその分の水を減らせばOKです。
味付けに使う調味料はコンソメ、塩、しょうゆ、コーンスープの粉など。だいたいは茹であがったあとに回しかけたり、最後に味見しながら調整して入れれば失敗しにくいです。
限界料理
限界料理は、現実の知り合いには勧められないような適当すぎるごはんのことです。
切ったり洗い物増やしたりするようなことは極力省く、1人ランチなど自分だけが食べるだけなのでどうでもいいや…ってやつです。
たとえばパスタは私の限界料理代表カテゴリーです。これまで様々な限界パスタが生まれています。
ベーコン、切りません。1枚1枚剥がしません。
キャベツ、手でちぎります。
冷蔵庫の奥にあったしらす塊のままです。
ミニトマト、当然切りません。
できあがりー!
誰にも出せないけど自分で食べるならいいの私は…
そもそもこれはベーコンだと思うから、切らないことに抵抗あるんだと思うんですよ。これが豚切り落とし肉だと思えば普通にいけるでしょ(こじつけ)。
まあこれはベーコンなんだけど。
ダメならあきらめよう
上で紹介したような単純な使い方でも便利さを感じなかった人、自分でやった方が早いわ、普通の鍋の方がおいしい、ホットクックを洗いたくないとか思うところがたくさんあるような人は、ホットクックとは相性が悪いかもしれません。
私がホットクックに最もメリットを感じているのは、両手放しで放っておけるため同時並行で色んな作業・外出ができて、トータルで時短になる所です。
なので、マルチタスクが得意な人や自分の感覚でうまく料理できちゃう人にはあまり魅力を感じないのかなーとは思います。ホットクックってどちらかと言うと料理ではなく実験・科学だと思ってますし、料理好きな人には…向いてないかも?
使わない物をいつまでも置いておくよりは潔く中古で売るなど、早く手放していきましょう。